そう言っていた
アゲハも無残に血塗られた状態で転がっていた。
皆、皆、アタイを置いて死んでしまった。
アタイは残された。
最初に逆戻りか。
何も持たなかった最初に。
一人になるのがこんなに寂しいなんて思わなかった。
アタイの好きだった皆
もういない。
アタイは 一人 。
生きている目的 この世における役目がもう無いとしたら
アタイはもうこの大地に立っていられないだろう。
仮に
もう果たすべき役目が全く無かったとしたら。
そう。
もしも役目があったら
ソレがアタイを生かしてくれるだろう。
パソコン室初めて使ってる。
何かやって帰ろう。
やっぱ俺は仕事は夜型だわ。
夜型夜型。
う。
ちゃんと研究して卒業しような?
はい。分かりました。
終わり。