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ラブプラスのように公園を散歩する
イザヤとテレーゼ。
テレーゼ「心なしか今日は、優しい顔してる・・・」
笑っているように見えるイザヤ。
そのうち自分も笑っている事に気づくテレーゼ。
イザヤが笑ってるから。
自分も笑っている。
何故そんな事になったのか?
テレーゼ「(そうか・・・)」
テレーゼ「(この人・・・誰にもココロを開かない。
私と同じ・・・。だから今は・・・私もココロを開きかけてるんだ・・・」
テレーゼ「頑なに最強を目指して・・・その実、全くココロの栄養を
得られていない・・・」
テレーゼ「人として、とても歪な形・・・」
テレーゼ「最賢を目指す為だけの単純な出来損ない大脳特化型に
なってしまった私と同じ・・・」
テレーゼ「何かを求めすぎて・・・求めすぎて・・・
誰とも繋がれなくなってしまった・・・」
テレーゼ「誰かと一緒に歩く余裕も失ってしまった・・・」
テレーゼ「そんな人なのか・・・」
イザヤ「おい。テレ公」
公園の池を背景にしてイザヤが立ち止まる。
イザヤ「お前、何でも知ってるのか?」
テレーゼ「・・・?」
イザヤ「知ってるか?赤羊の中で最強になっても神様には
小指の先だけで倒されちまうんだぜ」
イザヤ「俺様、考えるんだ。強さの先に何を求めるのか」
イザヤ「誰かに褒められたい?誰かに認められたい?」
イザヤ「ああ。無い事は無いさ。そういうのも。でもな」
イザヤ「やっぱ一番は、自分に認められたいんだな」
イザヤ「俺様を一番馬鹿にしてるのは、間違いなく俺様自身なんだ」
テレーゼはハッとした顔でイザヤを見る。
テレーゼは思う。
迷ってばかりの自分と違って
イザヤにはちゃんと自分自身の姿が見えかけている、と。
テレーゼは心の底で馬鹿にしていたイザヤの評価を
その瞬間、少し改めた。
イザヤ「プライドを少し高くして、実力も伴わせる事ができたら」
イザヤ「まだ、もう少し夢を見れる。その繰り返し」
イザヤ「どんどん力をつけていく」
イザヤ「それでどんどん強くなって自分の限界が見えなかったら」
イザヤ「一生満足できないのか・・・?」
イザヤ「つまり、そういう事だ」
イザヤ「自分に満足したけりゃ、何処かの段階で負けるしか無い」
イザヤ「そういう事に最近気づいた」
テレーゼ、じっと見ている。
テレーゼ「そういう事、考えるのに、最強のエニグマが欲しいって?
矛盾してるんじゃないの?」
イザヤ「ああ。道具が最高で、自分自身の所為で限界に到達しないと、
納得できないだろ・・・?」
なんとなく理屈は分かった。
意を決するテレーゼ。
テレーゼ「分かったよ。君の事、嫌いじゃない。
歴代最強のエニグマを創ってあげる。
そして、それ以降、私はOFFになる。
それ以上のエニグマを創れないように能力をセーブするよ。」
イザヤ「・・・そこまでは頼んでない」
テレーゼ「さっきの訂正」
テレーゼ「私、今まで接した人の中で」
テレーゼ「君が一番好き」
テレーゼ「だから最高のONで君に接するよ」
テレーゼ「私の人生、君にあげる」
テレーゼはそこまで言ってしまった。
言い過ぎた、と自分で思う。
イザヤははにかんだ顔で居た。
そして、その後、テレーゼの父親の気が変わり、
イザヤとの結婚はオジャンになった。
地下組織や企業を転々として、
技術とアイデアを売っていくテレーゼ。
そんな時、ふと気づく。
OFFになったままの方が人の生を生きやすい・・・と・・・。
「斬」の杉田先生が土曜のジャンプに読み切りを描く事を知る。
買おうかな・・・。
森博嗣先生の「星の玉子様」ぐちゃぐちゃ面白い。
何コレ。ほんわかする。うひょおっ!
ティッシュ先生がFAを描きたくなる展開を目指して頑張ります。
↑のテレーゼ、どうですか?
個性ありますか?
なんか「ある特定」の自信が滲み出てる感じしませんか?
ふぅ・・・気分の悪さは掌握できた。コーヒーのおかげかな。
テレーゼ「最高のONで君に接するよ」
なんか決め台詞みたいでイイな・・・。
誰かテレーゼちゃんのお供ロボットのデザインしてください。
俺には無理だ。
無理だ。
無理だ。
金曜は発表で今日は木曜だな・・・。
最低だな・・・。俺って・・・。
乗りかかった列車に轢かれちゃうぞ。
このままじゃ。
学校の活動を頑張ろう。
テレ子とミナセがハート型ストローで
ジュース飲んでるのだけが見所の
今週の6ページは今晩更新予定。
じゃ、また。